粘り腰フィット野郎


筆者 香取郁馬氏紹介
第24期、人間科学部人間科学科卒業。現役時Dリーダー。GとLBをやっていたのに最終的になぜかDTもやることになったゼネラリスト。アイドル風味の顔、それに似合わぬゾウ足体型を駆使し、今日もフィットでてんてこまいまい。

第五話 スタジオレッスンへの道
はい、ご無沙汰しております。香取でございます。
今回はですね、フィットネスクラブっぽく、レッスンを持つまでの裏側を さりげなくお話してみようかと思います。はい。

スタジオのレッスンにはエアロビクスやヨガ、格闘技系や筋トレ系、リラックス系と いろいろな種類のものがあります。 だいたいのレッスンは専門のインストラクターさんにお願いしているのですが、 我々社員やアルバイトの人間が担当するレッスンもあるのです。 今、わたくしが担当しているのは、筋トレ系のレッスンです。 というわけで、わたくしがスタジオレッスンのインストラクターになるまでの道のりを お話いたします。

まず、レッスンを持つにはそのレッスンの研修を受け、検定に合格する必要があるのですが、 誰でもその研修に参加できるという訳ではないのです!
半年に一度、全店規模で行われるスキルチェックというものがあり、そこでランクをゲット!! する必要があるのですよ。
スキルチェックの内容は、
@腕立て・スクワット等、体全体の基本的なトレーニング種目8種類を 行い、インストラクターとしての正しいフォームや最低限の筋力をチェック!
A10分間の短いレッスンを行い、フォローの仕方や盛り上げ方等々、インストラクターとしての 資質のようなものをチェック!
@Aの両面から判断し、インストラクターのしてのランクが決定されるというものです。 わたくしは…7段階あるランクの下から3番目。 ギリで研修に参加できるランクを取ることができました。

という訳で研修に参加!!
そこではそのレッスンをする上での心構えや注意事項、ポイント等を教わるのですが、 後は基本的に実際に動くのみ!!筋トレ系はそこがつらいとこっす。
脚パンパン、肩ダルダル、胸ギシギシ・・・
そんな研修を数回受けた後、最後の検定。 みんなの前で実際にレッスンの一部をロールプレイ。 というような流れを経て、無事レッスンを待つことができるようになりました。

レッスンを持った後も大変なことはあるとです。
今担当しているレッスンは曲や振り付けがすべて決まっているので、それを6〜7曲分 頭に入れておかなくてはなりませぬ。 その上で自分なりの色を出しながら盛り上げていくと。 さらに3ヶ月周期で曲や振り付けが変わるので、その都度覚えなおさないといけませぬ。 月またぎの31日と1日とかでレッスンだと最悪ね。今日やって明日から違う振りかよ!みたいな。
と、とにかく自分まだまだっす。日々精進であります。

何か長くなってきたな。まとまりがなくなってきてしまった。 微妙な感じになっちまいましたが、もうやめますね。

第四話 電気イス
こんにちは。香取です。そうなんです。電気イスなんです。
今、ウチのお店には、期間限定の企画で電気イスがあります。何かそういう気のある人たちに強い刺激を与えて悦んでもらおうという企画…な訳はないですね。ウチは健康を売ってますから。
微弱な電流を体に通して、血液をサラサラにしましょうという企画でございます。 その名も「サラサラ広場」!意外と人気!! そこでまた人間関係の難しさを痛感させられるわけですよ。

当初サラサラ広場は、マッサージもやる接骨院と食事したりできる休憩スペースの一角を使ってました。するとある日お客様からご意見をいただきました。
「あれは何だ。休憩スペースは狭くなるし、おばちゃん達の話し声がうるさくて食事をしててもマッサージを受けててもリラックスできん!大体俺は以前ブロックマネージャー(店舗マネージャーより偉い)と話をして、ああいう休憩スペースでイベントはやらないと約束してあるんだ!!」と。
いろいろ事実関係を確認して、閉鎖するかどうか検討しましたが、かなり好評の企画のため、場所を変えることにしました。といっても、そんな余分なスペースはない。いろいろ検討した結果、ジムとロッカーをつなぐ廊下、スタジオ前の一部を整理してそこでやることに。 早速おばさま達からご意見。
「あれは何ですか。前より狭くなってるし、人通りも多くて恥ずかしいし、スタジオがうるさいしこれじゃ全然 リラックスできません!!」と。
店舗マネージャーが事情を説明すると、おばさまたちは最終的に、「どうせ置く場所がないならはじめから やらなきゃいいのにねぇ。」という結論に至っていたようだ…。
散々利用しておいてそういうお話になりますか。 マネージャーも苦笑い…。 その日だけでマネジャーは3度も呼び出しをくらって説明してました。 電気イス、恐るべし…。

みんなが幸せになれる方法はないのだろうか…。 これは一つの問題提起ですな。

第三話 新入社員の洗礼
 3月です。別れの季節。旅立ちの季節。人によって捉え方は様々ですね。
はい、香取です。
今回は時期的にも旬かなと思いますので、およそ一年前、わたくしが新入社員として入社した時のお話。

わが社では、4月1日の入社式の後、そのままホテルで4泊5日の新入社員研修に入ります。 内容は様々。企業理念や接客のいろは(挨拶の仕方から姿勢からいろいろです)、 その他社会人としての基本的なこと(名刺の渡し方とか手紙の書き方とか)などなど。
ホテルに缶詰で座学ばっかりなので、結構辛かったりした。 で、研修最後の夜、打ち上げみたいな感じで飲み会が始まった。 ここからはそれぞれがいろんな店舗に散ってしまうので、同期同士の話を楽しんだり、 人事部長からなぜ採用しようと思ったのかを発表させたりと、楽しく飲み会が終わった。

その後部屋に戻り、シャワーを浴びて携帯を見ると、同期のやつから着信が3件。 何かと思ってかけてみると、「何してんの!集合かかってるから早く来て!!」と。
よく分からないまま部屋を出てエレベーターに乗ると、同じように呼ばれた同期が数名。 話を聞くと、人事部長が集合をかけているようだと。何やらいやーな予感ですな。
ともあれ、呼ばれた会議室の扉を開けると、薄暗い部屋の中に部長が座ってる。 いきなり「どーすんだよお前らはよ!!」なんて怒鳴ってる。 その先には既に同期が何人かいて、うつむいたまま正座。泣いてるやつもいる。
な、なんじゃこりゃ・・・訳も分からずその場につっ立ってたら、部長に「おせーよ!!」と怒鳴られて、 とりあえずみんなの隣へ。もち正座ね。
とにかく部長が激怒してて、ひたすら怒られる。訳わかんなかったけど、とりあえずヤバイ雰囲気だった。 一緒にきた同期たちも雰囲気に呑まれ始めてうつむきかげん。そして部長が、 「お前らなってねーんだよ!!!」と激しく吐き捨てた瞬間、
「へぇ〜」。←当時流行ってたトリビアのスイッチね。
は!?「へぇ〜」!?
そしたら周りにいた同期達が一斉に叫び出したり笑い出したり。
ドッキリ!!
何この本格的な仕込みは。って部長も部長で何ノッてんの・・・
「いや〜、本当は怒るの嫌だったんだけどなー」ってメチャメチャ気合入ってましたから! 同じ同期に騙されてちょっとふてくされてたけど、まだ全員そろってない。 「次誰呼ぶ?」と話し合いが。はっは〜ん、そういうことね。 ええ、騙しました。一様に訳分からなそうにビクビク入ってくる子羊たちを騙しまくりました。
いやー、楽しかったよ!
これがウチの新入社員研修です。

あ、でもちゃんとまじめに研修受けたんですよ。 上のほうにちょろっと書いてあったでしょ。あっちがメインですからね。 悪しからず。

第二話 厄年男の悲劇
 どーも香取です。厄年2005、厄払いどことろか初詣すらしておりません。 別にそんなもん気の持ちようだろうと思っとったわけですよ。
そんなこんなでフィットネス関係の話をしないといけないわけで・・・

 2005年のある朝。早番で店を開け、事務所に入ると1枚のメモが・・・
「早番の方へ。プールの時計の時間がずれています。調整してください。」
 時計くらい見つけたらすぐ合わせろや。と思いながらも、とりあえずユニフォームに着替えて館内巡回です。プールの時計はプールサイドの柱に引っかかっていて、柱とプールの間は人がギリギリ通れるくらいの幅しかありません。確かに時間がずれていたので、とりあえず近くにあったイスを柱の前に置いてみました。幅ピッタリ。ギリいける。
 イスに乗ってデッカイ時計の裏を見てみたら、針を動かせそうなスイッチは見当たりません。んだよこれ。どーやって直すんだ!?と思いながらとりあえずイスを降りようとしたその時!!
 イスずれました。
 幅ギリでした。
 ということはイスはプールに落ちます。ということはイスの上にいる人間も落ちます。
 落ちる瞬間、すげースローモーション。
「あ、これ落ちるわ→ポッケの中のメモ帳と印鑑どうしよう→ってゆーかユニフォームどうしよう→ザッパーン」
って感じでした。
 だーれもいない中、一人でびしょ濡れ。時計直ってないし。なんだこれ。

 後で聞きましたが、プールの時計はプールコーチ室って部屋の中で調整できることを知りました・・・
 メモ帳と印鑑はすぐ救出したため何とか無事でした。
 ユニフォームは開店直前までサウナに干して乾かしました。でもなんとなく塩素臭くて一日凹み気味でした。

 後輩の皆様、厄年には何かありますよ。気をつけてくださいね。

第一話 フィット野朗始動!
 どーもこんにちは。24期の香取でございます。ある人に何か書いて下さいと言われたので、とりあえずやってみます。ですが、こんなわたくしに書けることといったら今の仕事についてぐらいかなと思うので、その辺で攻めてみようと思います。

 あ、ちなみに作文とかメッチャ苦手な人間なので、その辺覚悟してください。

 えー、わたくしは2004年の春から、とあるフィットネスクラブで社員をやっとります。東京都民です。練馬区民です。 フィットネスクラブはどこもだいたい同じ形だと思いますが、一つの店舗に社員は5人前後しかおらず、残りの30人くらいがアルバイトという形態で成り立っています。もちろんこの他にもレッスン専門の契約インストラクターの方たちもいますが。
 んじゃバイトと社員の違いは何やねんという話になります。なりますよね?ならないですか?
 ・・・わたくしの同期に同じ会社でアルバイトとして働いている人もいるのですが、社員はそんな彼らを管理していかなくてはならないんですね。だから代行立てるの忘れて休まれたりすると困るんだよね、同24期のG味君。
 まぁそれはともかく、アルバイトの方達の勤怠の管理やお金の管理、設備に関することなど、社員になると現場よりも裏方的な仕事の方が多いです。
 そんな社員という立場で入社したわけなんですが、最初はいろんなことをやったもんです。ティッシュ配りやチラシのポスティング、レンタル用のタオルをひたすらたたんだり、風呂の足ふきマットの束をいくつも運んだり、はがきの宛名書きとかも。うーん…フィットレスな感じ。何か卒業する前にちょっとやってた派遣のバイトを彷彿とさせる仕事っぷりでした。

 そんなわたくしも入社して早半年以上経ちます。ちょっとしたレッスンをやったり、後輩アルバイト達にいろいろ聞かれるようになりました。まだまだ分からないことの方が多いですけどねー。そんなわけでまだ経験も少ない若輩者ですが、フィットネスクラブの内側や、そこで巻き起こるヒューマンドラマなどなどを気が向いたときにお伝えできればなーと思います。どーしようもなく暇な時は見てみてください。ではまた。